なぜ最新型の防犯カメラをつけるのがいいのか
防犯カメラの設置はセキュリティ費用の中でもそこそこお金がかかるものなのですが、取り付けることにはどんな価値があるのでしょうか? 最新型の防犯カメラ設置は、泥棒が入ったときの証拠保存以外にも多くの価値があるのです。
昔は防犯カメラのデータは防犯カメラそのものについているハードディスクやメモリカードに保存されていました。しかし容易に想像できると思いますが、実際に泥棒に入った人が防犯カメラを見つけるとどうしていたと思いますか?
そうです。壊して帰るのです。データは残らず、犯人は捕まりません。よって今の防犯カメラの映像はリアルタイムでインターネット回線によってセキュリティー会社で録画されます。
大手のセキュリティ会社アルソックを例にとって説明しますと、今の時代防犯カメラはこんな風に機能を発揮するのです。侵入者が入ると同時にセンサーが反応し音が出ます。すぐにカメラによって映し出された犯人に向かって、遠隔操作で「こちらは警備会社のアルソックです」と威嚇します。同時には110番通報がアルソックからなされ、早ければ3分遅くても10分以内には通常アルソックガードマンが、さらに警察が急行し現行犯で取り押さえます。
犯人が撮影したカメラをたとえ破壊したとしても、すでに映像は録画されているので、決定的な証拠を失うことはありません。
ですから防犯カメラの設置により高い防犯効果が期待できるのです。
重要なのは犯罪者はこうした防犯カメラの最新システムをすでに知っているので手を出したくて手を出せないという点です。防犯カメラを設置そのものが、踏み込まれる後より前に効果を発揮していると言えないでしょうか。